売れるヒント

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【商品開発】炭酸水の今後を考える

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろとお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第132号です。

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■先日コンビニに寄った時の写真です。

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こちらは、飲料コーナーです。

 

炭酸水がずらっと並んでいます。

 

■以前、炭酸水が増えていることを書きました。同じ頃に日経MJなどでも取り上げられていました。

この後も、数社から炭酸水の発売が続き、いまではずらっと並ぶようになりました。 

 

そのあおりを受けて、ジュースなどの飲料や、色つきの炭酸水(コーラなど)が減っている感じがします。

 

お茶などと、透明な飲料(ミネラルウォーターや炭酸水)の二極化している感じを受けますね。

 

■ここでの気づきは、「味付き炭酸水のバリエーション」の幅が広がっているということです。

 

少し前までは、普通の炭酸水と、レモン味の炭酸水、グレープフルーツ味の炭酸水の3種類くらいしかなかったように思います。(私はもっぱらレモン味です(笑))

新発売の商品も、だいたいそのあたりの味が多く、王道のようです。

 

しかし今回ふと見てみると、「オレンジ味」とか「ジンジャー味」など、炭酸水では見たことのない味が増えているようでした。

 

■炭酸水市場が一気にふくらんで、ブランドが増えて飽和状態になった感があります。

そのため、味での差別化を意図して、ラインナップを増やす横展開をしているのかもしれませんね。

 

たしかに、ミネラルウォーターが広がった時期も、「みかん味」「りんご味」「グレープフルーツ味」などに拡がって行った記憶があります。

 

大手飲料メーカーの戦略を見たような、炭酸水での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、飽和状態の市場で戦っているとするならば、視点をずらして展開していくということもアリかもしれません。競合との差別化を図っていきたいと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!