【コンセプト】コンビニのお茶に業界事情を見た
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!
このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わるビジネスマンが、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、みなさまのビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!
それでは、「売れるヒント」第128号です。
----------------------------------------------------------------------------------
■こちらは、昨日会社帰りにコンビニに寄った時の写真です。
「おいしい腸活 流々茶」という商品がありました。
調べると、3月位に出た商品のようですね。知りませんでした…
■「おいしい腸活」とあり、機能性表示食品だそうです。
成分を見ると、「イヌリン」という水溶性食物繊維が入っています。
食物繊維を摂取して、最終的にお通じの正常化につながる商品のようです。
名前も「流々茶」と「流れる」とありますので、そういうイメージですね。
Amazonのコメントを読むと、味もウーロン茶に近いようで、飲みやすいようです。
■お茶などでは、カテキンなどダイエット向けの商品はよく出ていますが、いよいよ便秘用が出たかという感想です。
今回のお茶は、水溶性食物繊維ですのでライトな感じですが、便秘の人の日常的な飲料として受け入れられるかもしれません。
ドラッグストアでは、センナ茶などがたくさんありますが、コンビニは薬が置けないので、便秘関係の商品は目立ちませんでした。
横ばいのコンビニ業界が、好調なドラッグストア業界の需要を狙った商品、ということかもしれませんね。
■このような、ドラッグストア的な商品がコンビニに置いてあったりと、業種の垣根を越えた商品が目立つようになりました。
「他のお店から顧客を連れてくるような商品」が、競争の激しい昨今で、お店に受け入れられているということかもしれません。
自社の業界にこだわらず、他の業界の顧客にも目を向けて、そのような顧客への提案ができればいいな、と感じたコンビニの流々茶からの気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、他の業種や業界から顧客を引っ張ってくることができる提案ができるでしょうか。そのような工夫があれば、お店や代理店も積極的に売ってくれるかもしれません。
また逆に、他の業界からの攻勢にも注意が必要な時代となっています。
----------------------------------------------------------------------------------
それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!