【値付け】エアコン用品のプライスを見て想像したこと
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このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わるビジネスマンが、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、みなさまのビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!
昨日は、美術館に行きました!
ミラクル エッシャー展 公式ホームページ | 見どころやチケット情報など
ミラクルエッシャー展が大盛況で、行ったときには50分待ち でした…
入り口でスーツ姿で50分並んで暑かったです…入っても大混雑でしたが、バカリズムの音声ガイドが面白かったです。
それでは、「売れるヒント」第126号です。
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■昨日の帰宅途中に、ホームセンターに寄りました。自宅の近くにホームセンターがあるのですが、取り上げるのは初めてです。
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洗濯洗剤を買いに行ったのですが、ぶらぶらしていると、「エアコンガード」なるものがありました。
■「エアコンガード」とは何かというと、エアコンの室外機への直射日光を防いで、温度上昇を防いでくれるそうです。初めて知りました。
これによって、電気代が削減できるそうです。たしかに、室外機に熱がこもってしまうと、冷たい空気を作るのもエネルギーが要るということでしょうか。
■その効果のほどは置いておきまして、今回ここで注目したのは、「値付け」です。
商品の価格は1,980円(税抜)です。日よけのアルミにしては、ちょっと高いかなと初めに感じました。
その後に、パッケージの表に、「電気料金にして約2,600円の削減」とあるのを見つけました。
それを見ると、「それならば、最終的に得になるのね…」と納得してしまいました。
■実は、どれくらいの期間で約2,600円の削減なのか、はっきりわからないのですが、数字が書かれているだけで、納得感がありますね。
わかりませんが、もしかしたら、2,600円という実験結果が出たので、本当は原価を考えるともっと安くできるのに、1,980円に設定したのかもしれません。
こういうことで、「お客様に納得いただける付加価値」による値付けが、理想的だと感じました。
ついつい「競合より少し安く」とか「原価に30%載せて」など、常識的に値付けしてしまいますが、「お客様にお得に感じてもらえる価格」で「価値が高まる価格」という考え方もアリではないか、と感じた、ホームセンターでの気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの値付けで、競合に無理に合わせたり、原価に単純に利益を乗せたりして、利益が少なく疲弊していないでしょうか。
お客様にとっても得であり、自社にとっても利益が大きい、理想的な値付けを目指して、お客様に納得いただける付加価値を見つける努力をしたいと思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!