【ネーミング】単なるダジャレではない気がする商品名
こんばんは!
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!
このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わるビジネスマンが、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、みなさんのビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!
さて今日は、新宿の損保ジャパン日本興亜美術館に寄って「ターナー展」を観た後、政治経済勉強会に参加しました。
イギリスの画家は初めて知りました…
まだまだ勉強したいと思います!
それでは、今日の「売れるヒント」です。
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■こちらは、先日ドラッグストアに行ったときの写真です。
ハミガキのコーナーに、新商品が出ていました。「ハレス」という医薬品です。
■歯茎が腫れて痛い時に塗る医薬品のようです。
それで名前が「ハレス」だと、すぐわかりますね(笑)
ここで考えたのは、こういうネーミングは「小林製薬」が多いと思っているのですが、小林製薬には写真の下段にある「生葉」があります。
不思議に思ってハレスはよく見ると「ロート製薬」だったのです。(小林製薬の方すみません)
ロート製薬というと「アルガード」「パンシロン」「オバジ」「肌ラボ」など、どちらかというと洒落た格好いい感じのネーミングが多い気がします。
■なぜロート製薬がこのような名前を付けたのか、ちょっと考えてみました。
ホームページで見てみると、成分に似たような名前があるものもありません。
そこで、これはあくまで想像ですが、隣に並んでいる歯周病薬の売れ筋「アセス」と対抗して「ハレス」という名前にしたのでは、と考えてみました。(違っていたらすみません)
■競合他社が売れているのには、理由があり、ネーミングもその一つだと思います。
ですので、同じカテゴリーでは、似たような語感の名前を付けることがよくありますね。「ガスター10」「ガストール」とか、「養命酒」「黄帝酒」など、同じカテゴリーであることがわかりやすいという利点があると思います。
ホームページを見てみると、ロート製薬が目薬、化粧品に続いてのオーラル分野に進出ということで、お客様にとってわかりやすく、競合と語感が似たような名前にしたのでは、と勝手に推測した次第です。
そして、お店としても、アセスの隣に並べて、併用もしくはスイッチを訴求しているのではないか、と裏読みしております。
■これが本当かどうかは別にして、ネーミングをする際の一つの要素として考えたいと感じましたので、取り上げてみました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスが、お客様に上手く伝わっていないとすると、ネーミングはどうかも考えてみましょう。なんとなくオシャレ・かっこいいという理由ではなく、受け取るお客様の立場に立ったネーミングを心がけたいものです。
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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!