売れるヒント

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【値付け】梅酒にも高級化の波が

こんばんは!

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。

 

ビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!

 

今日は、仕事が少し早く終わったので、図書館に寄ってから帰りました。

書店には頻繁に行くのですが、図書館には学生時代以来あまり行っていませんでした。

書店にない掘り出し物の本があって、今後ちょっとしたすき間時間に寄ろうかな、と感じました!おすすめです。

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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■先日ドラッグストアに寄った時の写真です。

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梅酒コーナーの写真を撮りました。

 

■昔から梅酒が好きで、いろいろな味を試しているのですが、こちらのドラッグストアでは品揃えが豊富です。

 

酒専門店に比べたら少ないかもしれませんが、ドラッグストアでこれだけあれば十分ですね。

 

しかも、特長としては、高価な梅酒まで揃えていることです。

 

■高価といっても、私が普段コンビニで購入するような、紙パック入りの日常使いの梅酒よりも高価だということです(汗)

 

本当に高価なものは、価格の桁が違うとは思いますが、写真に写っている箱入りの梅酒は1本1,500円とか2,000円位で、比較的高価ですね。

 

ここでも高級化が進んでいますね。

 

■いままでもこのブログで、「高級化路線」をいろいろ見てきました。

最近この事例が多いのは、「差別化が難しくなってきた」からだと感じています。

 

「安くて良いもの」を各社が追求してきて、それがかなり飽和状態になったと感じます。

ユニクロも、安いのにかなり品質が良く、靴下もなかなか穴があきません(笑)

 

そういう中で「安くて良い物」と差別化するには、

「すごく安くてまあ良い物」か、「高くてより良い物」

という二極化するしかない、という流れを感じています。

 

■「高級化路線」を梅酒や焼酎・日本酒などでするとしたら、品質はもちろんですが、「価格をあえて高く設定する」「高級な箱に入れるなどの見た目」「魅力的な物語を付加する」というのが最近のパターンでしょうか。

 

梅酒でしたら、写真に載っている「百年梅酒」というのが、物語を感じますね。

 

と思って調べてみたら「末永く愛してもらえるようにと命名」とあり、もうちょっと具体的な物語があればいいのに…と思いましたが、別の商品で「梅酒ヌーボー」というのは面白そうだと感じました。

まあ、それは置いておいて、梅酒にも「高単価の値付け」「見た目の高級感」「魅力的な物語性」という高級化の流れを感じた、ドラッグストアでの買い物でした。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、他社と差別化ができていないと感じたら、思い切って「高級化」を考えてみてはどうでしょうか?品質はもちろん、「高単価の値付け」「見た目の高級感」「魅力的な物語性」や、あとは「高所得者が集まる流通での展開」なども考えられます。

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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!