売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【商品開発】お香メーカーの苦悩と努力を見た

こんばんは!

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。

 

ビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!

 

今日は、勉強会で埼玉県の熊谷まで行きました。日曜朝の東京駅は、修学旅行生が多くて驚きました。

そして、帰りに本屋に寄って、来週に参加する勉強会の課題図書を購入しました。

 

 

教養としての「ローマ史」の読み方
本村 凌二   (著)

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佐藤優氏、推薦!」という帯が、期待をそそります。これを機会にローマ史に精通したいと思います。

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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■今日の帰りに、マツモトキヨシに寄りました。

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こちら、線香のコーナーの写真です。

 

■おなじみの「青雲」や「毎日香」もありますが、それ以外の種類がすごいです!

 

いつの間にか、線香はこんなに進化していたんですね。

 

いろいろ眺めてみました。

 

■最近のトレンド?として、特長的だったのは、「煙が少ない」「においが付きにくい」という訴求ワードが多かったことです。

 

今までの田舎の住居では、空間も広くて開放的であったので、煙やにおいは気にならなかったのでしょう。

今日の鉄筋コンクリートのマンションでは、煙やにおいが敬遠されるということで、こういった試みがなされているのでしょうね。

 

■さらに、「高級路線」ということも見られました。

 

1箱2,000円というのもありましたね。「高貴な香水の香り」とありました。

 

昔から、「仏さまのものは価格は気にしない」「高くても仕方がない」という文化がありますが、やはり「安物よりも高価なものを」という需要があるということかと思いました。

 

■3つ目には、「香りの多様化」が際立っていました。

 

今までの線香というと、大体同じような香りと思っていましたが、「ハーブ」「フローラル」「ラベンダー」「ばら」「さくら」など、多種多様な香りの種類ができていました。

 

そしてさらに、いろいろな香りを同梱している「アソートパック」まで出ていました。

 

■ここまで見てみて、「これは、アロマテラピー的な用途に、お香のメーカーは活路を見出しているのではないか」と感じました。(気づくのが遅い?)

 

仏具としての線香から、文化の変化に応じて、商品の違った使用用途を訴求していっているようです。

 

お香メーカーの苦悩と、苦心のアイデアが感じられた、線香コーナーでした。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの中で、市況が厳しくなっているものがあれば、別の用途で活路を見いだせないでしょうか?意外な分野に需要があるかもしれません。「売れるヒント」を日々探していきましょう。

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それでは、今日もマーケティングを楽しみましょう!