【陳列】ワインのプレゼント需要
みなさん、こんばんは!
今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。
このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。
ゴールデンウィーク最後の日でしたね…(泣)
今日は勉強会で朝昼と外出した後、夜は学生の時の後輩と2年ぶりに会食しました。
「声が変わりましたか?」と言われて、いまさら声変わり?と笑ってしまいました。
それでは、今日の「売れるヒント」です。
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■先日、近くのスーパーマルエツに行ったときの気づきです。
ワインコーナーの脇に、ワインを入れて運ぶ紙袋が陳列されていました。
1枚200円くらいです。
■これは、贈答用需要の掘り起こしを狙ったものではないか!と感じて、写真を撮りました。
プレゼント需要については、いままでも何回も取り上げており、個人的にかなり可能性を感じている分野なのです。
■なぜ、プレゼント需要の可能性があると感じるのかというと、自分の経験からなのです。少ない人生経験なのですが…
やはり、何かを贈呈する時は、「見栄をはりたくなる」というか、「こんな程度か、と思われたくない」という心理がはたらきます。(私だけではないはず…汗)
■ですので、効果としてはまず「高単価商品が売れる可能性が高くなる」と思います。
私も、ここぞという時は、羊羹なら「とらや」の羊羹を買って持っていきました。
ただの贈呈だけではなく、謝罪の時もありました…
しかし効果てきめんで、渡すと相手の表情が変わり、許してもらえたものです。
■そして、別の効果としては「伝染していく」ということでしょうか。
何かをもらったら、お返しをしないといけない心理になります。(返報性の原理というそうです。)
お返しをするときは、それなりのレベルの見合ったものになります。
そうなれば、お返しをもらった人は喜んで、別の人にプレゼントするようになります。
すると、また別の人がお返しをするようになり、どんどん輪が広がっていきますね。
■このように、プレゼント需要の可能性を感じている時に、ワインコーナー脇のワイン袋を見たので、「これは考えているな!」と感じた次第なのです。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスが、人から人へプレゼントされるシーンはないだろうか、そういう訴求や陳列やPOPができないだろうか、と考えてみると、意外な売れるヒントが見つかるかもしれませんね。
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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!