【企画力】加山又造展がすごかった①
みなさん、こんばんは!
今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。
このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。
連休の後半に入りましたね!
今日は4か所の美術館巡りをしてきました。共通して、近代日本画関係でしたので、それぞれがリンクして面白く、勉強になりました。
①泉屋博古館分館「木島櫻谷展」
③山種美術館「桜さくらSAKURA2018」
④EBIS303イベントホール「Re又造 MATAZO KAYAMA」
それでは、今日の「売れるヒント」です。
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■今日行った美術展の中で、恵比寿のEBIS303で行われている「Re又造 MATAZO KAYAMA」では、変わった試みが多く、美術だけではない気づきがありました。
加山又造さんは戦後に活躍した日本画家です。お恥ずかしいことに、私は最近まで知らなかったのですが、ファンが多いそうですね。
こちらの写真は、有名な「臨済宗天龍寺の天井画 雲龍図」を天井に再現したものです。
■有名な画家で規模が大きいのですが、他の大きな美術展と違って、恵比寿のイベントホールで開催していました。
自動車のSUBARUのビルのようで、1階には車が展示してありました。
SUBARUも特別協賛しているようで、車の表面に加山又造のデザインがラッピングしてある車があって、びっくりしましたね。
「協賛の企業をしっかり巻き込んでいる」ことを感じました。
■次に、17時30分に行ったら、ちょうど「鑑賞ガイドツアー」があるということで、すかさず申し込みました。
ガイドツアーはどの美術展でもやっていると思いますが、今回は特別で、「加山又造さんのお孫さんのガイド」でした。これはなかなかないですね…
聞くと、この美術展は「有限会社加山」が企画しているそうです。なかなか大きい美術館では頻繁に開催できないらしいのですが、定期的に広める活動をしているようです。
それにしても「画家のお孫さんの解説ツアー」は、特別感を感じることができて良かったです。
「この絵のシマウマについて、幼い時に祖父に聞いたところ…」
「私たち家族にとってはこの絵は…」
など、普段聞けないような話を聞くことができました。
しかも、そのガイドツアーに参加した人には、「加山又造の絵が載った飴をプレゼント」ということで、細かい気配りが感じられました。
観たい方は、5月5日までですのでお急ぎください!
■まだ気づきがありますので、明日に続けたいと思います。
【今日の教訓】
昔からのやり方が当たり前になっていると思われる「美術展」でも、様々な工夫がされています。自社の商品やサービスの属する業界やカテゴリーでも、今までに無い工夫ができないだろうか、と考えてみましょう。売れるヒントがあるかもしれません。
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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!