【キャスティング】大谷VS小早川(野球ではありません)
みなさん、こんばんは!
今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。
このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。
今日は仕事が遅くなり、すでに日付が変わってしまいました…
先週土曜に、関ヶ原古戦場に行って以来、関ヶ原合戦に興味を持っており、関ヶ原の観光案内書で購入した本を、少しずつ読んでいます。
関ヶ原合戦の謎99 (イースト新書Q) 新書 かみゆ歴史編集部 (著)
本文も、週末なので、ちょっとソフトな話題にしたいと思います。
それでは、今日の「売れるヒント」です。
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先週土曜に、関ヶ原古戦場を見学したときの、観光案内書の写真です。
お土産売り場に大量陳列してあった「大谷吉継 義の武将スナック」と「小早川秀秋 裏切りスナック」です(笑)
西軍で、石田三成を裏切らずに散っていった「大谷吉継」ですが、最近のいわゆる「歴女」に大変人気だそうです。
大谷吉継の陣地跡の山中に、墓があるのですが、そこに案内されて行ったとき「歴女が毎週週末になると、毎日花を供えにくる」「深夜バスに乗ってくるそうだ」という話を、ボランティアのガイドさんから聞きました。
すごいですよね。
400年の時を超えて、現代の女子を魅了するのは、義に生きたからこそでしょう。
それにあやかって、お土産を作ったのだと思いますが、秀逸なのが「大谷吉継VS小早川秀秋」というライバル対決にしていることですね。
このパターンは、何回も出てきた方法です。
ここでも見るとは!まさか歴史武将で!という驚きでした。
今までのパターンと違うのは、善VS悪ということですね。
善と悪の対決というパターンでは、片方が売れなくなることもありますが、より一層、善の側が引き立ちます。
また、「かわいそう!」という感情が動いて、購入につながることもあるかもしれません。きっと、大谷吉継ファンには、より引き立って見えていることでしょう。
こういったライバル企画もあるかもしれない、と感じた関ヶ原でした。
P.S. ちなみに、この観光協会では、小早川秀秋の方も売れているようでした。
今日の教訓
ライバルでの企画パターンでは、善と悪の対決パターンもある。
あえて善悪対決を訴求してみて、情が動くことを狙いとするのもありかもしれない。
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それでは、今日もマーケティングを楽しみましょう!