売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】レトルトカレー3.0への進化

みなさん、こんばんは!

今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。

 

連休明けの仕事でした。今日は気分は連休モードで、美術展の下調べをしておりました…

 

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美術展は期間の終わりが近づくと、混んでくるので、始まったばかりの時に行こうと思っているのですが、なかなか難しいですね…行きたい展覧会がたまっています。

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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■先日スーパーに寄った時の気づきがまだありまして、今日も書きたいと思います。

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レトルトカレーのコーナーです。

 

カレーが好きで、家で昼食をとるときは、5回中4回はレトルトカレーです。(笑)

ですので、コーナーによく立ち寄ります。

 

このスーパーは、周囲に高級住宅地があるからか、品ぞろえが少し違っていました!

 

■なんと、レトルトカレーで、700円近いものがありました!

 

今までは、低価格帯と高価格帯の二分されていた感じでしたが、さらに上の価格帯のように思います。

 

これを具体的に言うと、

 ①レトルトカレー1.0 200円以下 ボンカレー など

 ②レトルトカレー2.0 200円~500円位 よこすか海軍カレーなど

 ③レトルトカレー3.0 500円以上 黒毛和牛カレー など

となりましょうか。

 

■コンセプトの違いを考えてみました。

 

 ①レトルトカレー1.0 → 食事を作るのが面倒な時、カップラーメン的な位置づけ(勝手な理解で、関係者の方すみません…)

 ②レトルトカレー2.0 → 健康志向であったり、ちょっと珍しいカレーが食べたい時、など

 ③レトルトカレー3.0 → 特別な日のカレー、おもてなし用のカレー

 

■①と②は、今までの経験からも、何となく想像できました。

昔は具のほとんど入っていないレトルトカレー(失礼)をよく食べていましたが、最近は300円くらいのカレー(国産食材で具だくさんのあんしんカレー)を愛用しています。健康にも気をつかってです。

また、毎日同じカレーだと飽きるので、珍しいものも試したくなります。

 

ただ、③の500円や700円のカレーは、高所得者ではない私には、ちょっと想像できなかったです。自分であれば、どういう時にこんな高いカレーを食べるだろうか…と考えました。

 

■やはり、第三者へ食べさせたりする場合が多いのかなと想像します。

 

昼時の突然の来客で、何も準備していなかった時、このようなカレーがあれば、「ちょっと食べていきますか」と言えて便利ですね。

 

いわば、贈答用と同じような位置づけなのかもしれません。

 

■以前、このような記事を書きました。

このような、いかにもプレゼント用とわかるものもそうですが、今回の「カレー」のような、一見贈答用とは思わないものにも、隠れたニーズがあるかもしれないですね。

 

意外なところに「売れるヒント」があるかも、と感じた次第です。

 

【今日の教訓】

自社製品やサービスが、第三者への贈答用・サービス用として使われる機会がないだろうか、と一度考えてみるのもありではないだろうか。

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それでは、明日もビジネスを楽しみましょう!