売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】強炭酸がブームのようです

みなさん、こんばんは!

今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。

 

今日は仕事は休みで、ランチは会食でした。その後は買い物した後、ゆっくり本を読んでいます。

 

40代がもっと楽しくなる方法
中谷 彰宏   (著)

https://amzn.to/2JzXyLR

 

 

1,000冊以上出版されている、いわゆる「中谷本」が好きで、毎回気づきが得られるので欠かさず読んでいます。

今回は、40代について書かれている本です。まだ40代でなくても参考になります。

 

「知識を、体験することで、見識に変える」という言葉がありました。

 

40代というと知識は増えるのですが、頭で知っているだけではなく、そこに行ってみたり、体験してみることで、「見識」に変えなければと肝に銘じたいと感じました。

 

このブログについても、実際の販売の現場に行って顧客の立場で体験することで、売れるヒントを「見識」に変えたいと思っています。

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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■こちらも、昨日スーパーに寄った時の気づきです。

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最近、急に炭酸水の新商品がいろいろ出ており、大量陳列されています。

 

■私は日ごろ、レモン風味の炭酸水を愛飲しています。(ウィルキンソン炭酸レモンです。)冷蔵庫に常に入れて冷やしています。

ですので、炭酸水の商品については敏感なのです。

 

コカコーラから「ザ・タンサン・ストロング」

サントリーから「南アルプススパークリング」

が出ています。

 

■商品を見ると、「ストロング」「強炭酸」が、共通のコンセプトのようです。

 

元々、南アルプスの天然水には、炭酸水のラインナップがあったのですが、どちらかというと炭酸はやさしめでした。

それを、「強炭酸」にリニューアルして発売したようです。

 

コカコーラは、「いろはす炭酸水」があると思うのですが、今回「ザ・タンサン」が発売されました。ネットで調べてみると、「満を持して強炭酸水発売!」とありました。

 

■どうして「強炭酸なのか」を考えてみました。

 

私がいつも飲んでいる「ウィルキンソン炭酸」が、強めの炭酸であり、しかも市場1位ということを聞いたことがあります。

 

やはり、市場で支持されているのが「強炭酸水」ということで、各社追随したのでしょう。

 

なぜ「強炭酸水」が支持されているかといえば、「リフレッシュ」「健康志向」というキーワードが出てきました。

 

■確かに、私が炭酸水を常飲し始めたのも、思考の流れはこうです。

 「糖分が入った飲料は太るし健康に悪い」

  →「糖質オフでも合成甘味料が健康に悪いかも」

   →「炭酸水は満腹感が得られてしかも糖分無し」

    →「レモン炭酸水はレストランでもレモン水もあるし美味しい」

     →「強い炭酸水は、ビールやコーラを飲んでいるような爽快感がある」

 

といったことで、今に落ち着いています。

 

■従来の「ウイスキーに入れてハイボールにする」といった、お酒を割る役割から、コンセプトがいつの間にか変わっているというのも、不思議ですね。

 

このことに、ウィルキンソン炭酸の牙城が崩せないことから、他メーカーが本当の理由に気づいた、ということかもしれないと勝手に想像しました。

 

隠れたニーズを探す、好事例として、今後の流れも見ていきたいです。

また、一消費者としては、いろいろ飲み比べしたいと思います(笑)。

 

【今日の教訓】

本来の使い方とは違う、隠れたニーズは無いか、顧客の立場に立って考えてみたいと思います。売れない理由、また売れている理由のヒントが得られるかもしれません。

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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!