【商品開発】小麦粉でマーケティングの未来を考えた
みなさん、こんばんは!
今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。
このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。
今日は所用で出かけましたが、早く帰宅したので、NHKの日曜美術館など観ながら、リラックスして読書しています。
一流の男はなぜハンカチを2枚持つのか 元GUCCI店長が明かす、成功する男の 美しい 習慣 横田真由子 (著)
昔、誰かから教えられて、ハンカチを2枚持つのが習慣になっているのですが、この本を書店で見つけて「あ!」と即買いしてしまいました。
活用はできていないのですが、一流の男になれるように努力精進いたします!
それでは、今日の「売れるヒント」です。
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■米が無くなったので、近所のスーパーに寄りました。
こちら、小麦粉コーナーでして、料理をしない私にとっては、普段は全く寄ることのない場所です(汗)。
■なぜ立ち寄ったのかというと…
昨晩、実家にちょっと寄りました。(いま東京に実家があります)
その時に、母が料理をしているところを見ていたら、「小麦粉も便利になったのよ」と言っていましたので、今日早速スーパーで小麦粉を見てみたのです。
そこで見つけたのが、こしょうのように「振りかける小麦粉」でした。
■これは、確かに便利ですね。考えてみると、どうして今までなかったのか、不思議なくらいです。
最近、こういう「容器を工夫する」パターンの商品をよく見かけます。
料理をしない私でも、醤油は使うのですが、密封式容器の「鮮度の落ちない醤油」を買っています。これも、容器の工夫ですね。
■商品の内容が、各社どこも高性能になると、コモディティ化(高付加価値が一般化して特長が薄れること)してしまいます。
そういうことが多くなり、容器への工夫が流行っているのかもしれません。
目の付け所がいいですよね。ただ、これも長く続くかわかりませんね…
醤油も、各社密封式容器を出しているようですので、工夫に終わりは無いということでしょうか。
■ではこれからは、内容でも味でも容器でも、各社レベルが上がってなかなか差別化できないときは、何が売れる決め手になるでしょうか…
考えてみると、やはり「ブランドの信頼」とか「企業のポリシー」といった、無形の財産になっていくような気がします。あとは、「デザイン」など、感性に訴えるものでしょうか。
そのあたりは、小麦粉とか醤油などの「差別化」が難しい、どれでも大して変わらないような商品に、これからもヒントが得られそうです。
続けて観察していきたいと思います。
【今日の教訓】
コモディティ化しやすいカテゴリーの「売れるヒント」は、もはや品質や成分などでは差別化が難しくなっています。容器やデザイン、ブランドや企業ポリシーなど、少しずらしたところで勝負できないか考えてみましょう。
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それでは、明日もマーケティングも楽しみましょう!