売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【値付け】プレミアム商品がおとりになっている

みなさん、こんばんは!

今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。

 

今日も仕事が立て込んでしまい、真っ直ぐ帰宅して、読書しています。

 

個人が企業を強くする: 「エクセレント・パーソン」になるための働き方

大前 研一   (著)

https://amzn.to/2HHURYL

 

しばらく前に読んだのですが、また読み返しています。

まだまだ成長しなければ!と感じる、元気が出る本ですね。

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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■先日、卵と納豆を買いに、スーパーマーケットに行ったときの写真です。

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「プレミアム魚沼産こしひかり」というパックごはんです。

このカテゴリーを何と呼ぶかを調べたら、「包装米飯」というそうです。馴染みのない呼び方ですね(笑)。パックごはんとしておきます。

 

■こちらも、先日もブログで取り上げた、「プレミアム」版ですね。

先日は「お茶パック」に驚きましたが、今度は「パックごはん」に驚きました。 

金色のようなパッケージで、赤と白の多いパックごはんの中で目立っていました。

 

■ここで感じたのは、「高い商品が存在すると、他が安く感じる」ということでした。

 

当たり前のことを言ってますね…

 

しかし、今まで購入するときは、最大手の「サトウのごはん」が高く感じたものです。ついついPBの安いパックごはんを買っていました。(すみません、こういう男です)

 

■高単価の商品を作ることで、「松竹梅の法則」のように、中間の「竹」の立ち位置にある商品が売れるようになるかもしれません。

 

ある意味、プレミアム版が「おとり」ということになります。

 

もしかしたら、高価格の商品を売る目的よりも、中価格の一番商品をさらに拡売する、という狙いがあるのかもしれない、と勝手に感じた次第です。

 

【今日の教訓】

もし自社商品が、高く感じられているから売れないという場合は、さらに高価な商品をあえて出すことによって、従来品が売れるようになるかもしれません。

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それでは、明日もビジネスを楽しみましょう!