売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【商品開発】気づいたらローソンがすごかった

みなさん、こんばんは!

今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。

 

今日も仕事でバタバタしていました…

明日は午後にセミナーで外出するので、いまから楽しみです。

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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■今日の帰りに、ローソンに寄って、おにぎりなど買いました。

その時に見かけた光景です。

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「ローソンセレクト」という菓子のPB(プライベートブランド)シリーズですが、今日よく見てみると、おなじみのロゴが付いていました。

 

「サッポロポテト」「ポリンキー」「ドンタコス」「オーザック」など、有名 ブランドばかりですね。

 

■普通、PB商品というと、ブランド名はおろか、メーカー名もあまり大々的に出さないものと思っていました。

 

メーカーにとっては、あくまでPB商品は製造の代行であるので、納入価は安く、利益は少なくなります。

ですので、せっかく多額の広告費を払って培ったブランドを、PB商品に使うのを嫌がります。NB(ナショナルブランド)で利益をとって回収しなければなりません。

 

■では、なぜ今回、PB商品にブランド名が堂々と載っているのかと、考えさせられました。

 

想像するのは、流通の力がメーカーよりもかなり強くなったということでしょうか。

 

また、メーカーにとって、コンビニで陳列場所を確保するのが、かなり難しくなっているということもあると思います。いたるところでPB商品が並んでいます。

ですので、ゼロよりは、PB商品でも陳列される方がいい、ということもあるのかなと想像しました。

 

■真実はわかりませんが、少なくとも、流通とメーカーの力関係が大きく変わっているということは、改めて実感しました。

しかし、これからamazonのようなネットショップがさらに増えてくると、リアル店舗の流通は立場が弱くなり、メーカーの力が相対的に強まることもあるかもしれませんね。ただ、歴史は繰り返し、amazonでPB商品が出るかもしれません。

 

メーカーと流通の未来が気になった、ローソンでのひとときでした。

 

【今日の教訓】

お店は、メーカーのブランド力を販売に活かしたい。メーカーは、お店の集客力を活かしたい。それぞれの強みを活かして商品政策を作っているコンビニからヒントをもらってビジネスに活かしていこう。

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それでは、明日もビジネスを楽しみましょう!