売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【陳列】ネット販売に対抗する試み

みなさん、こんばんは!

今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。

 

今日は、所用をすませた後、帰りに本屋に寄りました。

週末の本屋での立ち読みと書籍購入が、何よりの楽しみです!

 

4冊買ったのですが、真っ先に読んだのがこの本。

 

45歳の教科書 戦略的「モードチェンジ」のすすめ  藤原 和博 (著)

https://amzn.to/2qyxMka

 

藤原和博さんの本は一通り読んでいるのですが、以前読んで、名著だと思ったのが下記でした。

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法  藤原 和博   (著)

https://amzn.to/2H0GIZT

 

今回購入した「45歳の教科書」は、この名著の内容について振り返りながら、さらに詳しく書かれ、最新情報も載っているという贅沢な内容でした。

特に「信用(クレジット)」というキーワードについて詳しく載っていました。

 

これらの本は、キャリアを作っていく参考になりますので、すごくおすすめです! 

 

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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■先日、ドラッグストアに行ったときに、見かけたものです。

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トイレットペーパーのコーナーに、「手触りお試し用」が置いてありました。

私はこういうテスターは初めて見ましたので、面白いと思って、つい写真を撮りました。もしかして結構多いのでしょうか?

 

■「質感を試してみてください」とあり、触ってみました。

 

・・・・・・・。

 

すみません、正直、あまりトイレットペーパーにこだわりが無く、なんとなくいい触感はしましたが、驚くような違いはわからなかったのです…。

 

しかし、「ここまでするか!」という本気度は伝わってきました。

 

■トイレットペーパーは単価が低いので、費用対効果が見合っているのか、つい心配してしまいます。

 

このようなテスター台を作る経費、サンプルのトイレットペーパーの経費、そしてそれを設置する人件費、もしかして場所代や陳列料を払っているのかもしれませんね。

 

ただ、メーカーにとっては、テレビCMをしていないならば、このように「トイレットペーパーを買いにくる人が必ず一目見る仕掛け」は、ターゲットを絞った効率的PRなのかもしれません。

 

また、ドラッグストアにとっては、ネット販売にない体験を提供するという価値があるかもしれません。

 

■他の日用品コーナーでは、「香りの見本」は氾濫しています。

シャンプーコーナーや、掃除用品コーナー、ハミガキコーナー、殺虫剤コーナーなど、様々な香りを試すことができます。

音声POPも増えていますし、今回の触れるテスターも増えています。

 

「見る」「聞く」「嗅ぐ」「味わう」「触れる」という五感に訴えるテスターが、テクノロジーの進化によっても、今後増えてくるかもしれませんね。

 

【今日の教訓】

ネット販売に負けないためには、リアル店舗は「店頭でしか味わえない五感を使った体験」を提供することを目指したい。

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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!