【キャスティング】ワキの臭いのタレントについて考えた
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます!
このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わるビジネスマンが、日々記録しているものです。
もし気づきが得られましたら、みなさんのビジネスのヒントに、商談でのネタに、部下の教育に、いろいろとお役立て下さい!
昨日は、大阪の地震で会社も大騒ぎでした。
私も以前、大阪の吹田市に住んでいたので、高槻や茨木などには知り合いも多く住んでおり、心配した1日でした…
それでは、今日の「売れるヒント」です。
----------------------------------------------------------------------------------
■先日寄ったドラッグストアでの陳列です。
何度も取り上げている「ボタニカル」ですが、今度はデオドラント製品で出ていました。
ビオレ デオドラントZ ロールオン ボタニカルハーブの香り [医薬部外品]
■まずは、いろいろなカテゴリーで見かける「ボタニカル」をコンセプトにしているところが特長ですね。
以下が、過去の関連記事です。
やはり、多いですね(笑)。このブームは当分続きそうです。
■それはともかくとして、今回注目したのは、「キャスティング」です。
キャラクターは、渡辺直美さんを起用しています。
これを見て、ちょっと違和感を覚えました。違和感というか、ある意味生々しさを感じてしまったのです…
「ワキのにおいを抑える製品には、普通はニオイと縁のなさそうな女優さんを使うのではないだろうか」と思ってしまいました(失礼な発言すみません…)
そうではなく、あえて縁のありそうな(汗)…タレントさんを使っている、というところが、違和感、そして印象に残った理由だと思います。
■これこそ、よく秋元康さんの言う「予定調和を壊す」ということだろうと思います。
他のメーカーと同じように、イメージの良い広告で終わることもできたと思いますが、あえてインパクトの残るキャスティングをしたのでしょう。
そこにはリスクがあったはずですが、それを乗り越えたマーケティング担当者がいたのだろうと想像すると、尊敬と勇気が湧いてきますね。
■このように、ビジネスで挑戦をしていきたい!と改めて感じた、キャスティングでの気づきでありました。(渡辺直美さんすみません!)
【今日の教訓】
自社の商品やサービスのイメージ戦略について、常識にとらわれるあまり、予定調和となっていないでしょうか。そこを壊すことが、売れるヒントにつながるかもしれません。リスクがあることにも、一度挑戦してみませんか。
----------------------------------------------------------------------------------
それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!