売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【企画力】公式ライバル「きのこ」と「たけのこ」

みなさん、こんばんは!

今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。

 

このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。

 

昨日まで、乃木坂46の記事を続けて3記事書きましたが、個人の趣味嗜好に走ってしまったかと反省しております… 

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

先日、ドラッグストアに行ったとき、お菓子コーナーで見つけました。

f:id:ryo596:20180409222259j:plain

おなじみの、きのこの山と、たけのこの里です。

 

ふと見ると、このパッケージに「国民総選挙2018」と印刷されています。

つい買ったのですが、箱の中にハガキが印刷されていて、投票できる仕組みでした。

 

これを見て、先日乃木坂46の記事に書いた「ライバル作戦」だ!と目が留まりました!

パッケージの「たけのこ」に、選挙のたすきがかけられていて、本格的です(笑)。

 

以前、製薬メーカーに勤めているときに、なかなか売れない市場二番手商品を売ろうと思って、「一番手商品にライバルになってもらえないか」とPOPを考えたのですが、やはり一番手メーカーに許可してもらえませんでした…

一番手商品にとっては、そうすると不利になるからです。

 

この「きのこの山」「たけのこの里」は、同じメーカーですから、そんな心配はありませんね。AKBと乃木坂も、同じプロデューサーなので許されるのでしょう。

 

一番手商品を持っているメーカーは、他のメーカーの商品の追随を許さないために、自社商品でライバルを設定する、という戦略もあるかな、と感じた次第です。

 

ちなみに私は「たけのこの里」派であります。

 

今日の教訓

ライバルが迫って来ているときは、あえてライバル商品を自社で作って、自社の2商品から選んでもらうような形にすると、市場独占の可能性が高まるかもしれない。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!