【物語力】乃木坂46はなぜ売れたのか③
みなさん、こんばんは!
今日も「売れるヒント」ブログにお越しいただき、有難うございます。
このブログは、身の回りに転がっている「売れるヒント」を、現在マーケティング支援の仕事に携わっている元営業マンが、日々記録しているものです。
ここ2回、乃木坂46の考察を書いているので、秋元康さんの本を読み返しました。
企画脳 (PHP文庫) 秋元 康 (著)
かなり昔に購入したのですが、何度読んでも仕事に活かせるヒントがあります。
これを読んで、AKBとか乃木坂46を見ると、ヒットの理由がわかりますね。
それでは、今日の「売れるヒント」です。
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今日は、帰宅途中に丸の内の丸善に寄って、本をまとめて購入しました。
ちなみにこの雑誌は買ってません!今日も乃木坂46の話を書くので、写真が必要だっただけです!
さて、乃木坂46が売れた理由の3つ目は、「語りたくなる物語がある」です。
口コミで伝わっていく商品には、ついつい人に語りたくなるストーリーがありますね。AKB48にもありました。
「コンセプトは会いに行けるアイドル」とか、
「最初は専用劇場に7人しかお客がいなくて、メンバーが客寄せした」とか
「握手会で人気のメンバーは、それなりの手法がある」など、
話題に事欠きません。
そのように、乃木坂46も、物語があります。
「AKB48をブレイク前に手放してしまったソニーミュージックが手がけている」とか
「AKBと違って専用劇場が無い、乃木坂に行って探しても無駄」とか
「乃木坂はアイドルグループでは珍しいフレンチポップス路線」とか
「タレント経験メンバーが最初から多く美人が多いと評判」など
グループについての知識がない人から「乃木坂46って何?」と聞かれた時に、連射のように語りたくなるような話題がたくさんあります。
このように顧客が語りたくなるような、物語を提供するのが、口コミを起こして、いわゆる「バズらせる」コツではないかと、乃木坂46のヒットの歴史を見て思った次第です。
それに上手く乗せられて、私も3回に渡って記事を書いてしまいました(笑)
今日の教訓
売りたい商品やサービスに、「ついつい語りたくなるような物語」があるかを確かめたい。もしあっても、知られていなかったり、小難しい話では広まりづらい。感情が動くような物語であれば、語られやすいのではないか。
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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!