売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】使用シーンを明確にする

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日も帰宅後に読書していました。

理由がわかればもっとおいしい! カクテルを楽しむ教科書

バーでカクテルを注文して勉強しているので、この本は豆知識が多くて面白かったです。

 

それでは「売れるヒント」第1,515号です。

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■先日、ローソンに帰りに寄りました。

こちらは飲料の売り場です。

 

■お茶の伊右衛門に新商品が出ていました。

伊右衛門 心冴える勝負の緑茶」という商品です。

「監修藤井聡太」と書いてあるように、将棋の藤井棋士がの人気に乗じたコンセプトのようですね。

今までと似たような和の雰囲気のパッケージで、一度試してみたくなりますね。

 

■ここでの気づきは「使用シーンを中心にする」です。

これは「勝負の緑茶」とあるように、何か集中したい時や気合を入れたい時に良さそうです。

元々緑茶はカフェイン効果もあって、シャキッとする時に飲む場合もありますね。

そういった意味で、エナジードリンクのような需要もあるかもしれません。

「勝負」という使用シーンをコンセプトの中心に据えることで、訴求相手が鮮明になった感じがします。

 

■このように、商品内容ではなく、顧客の使用シーンを主に打ち出すことで、またインパクトが増すことがあるかもしれません。

いろいろな訴求方法をレパートリーに加えていきたい、と感じた「伊右衛門 心冴える勝負の緑茶」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、使用シーンを明確にしているでしょうか。

どのような場面で使うかが具体的に想像できると、よりインパクトが強いものになるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!