売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【値付け】価格のインパクト

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は、名刺入れを紛失してしまって、探し回っていました。

どこにも見当たらず、交番に届けないといけないですね・・・

 

それでは「売れるヒント」第1,494号です。

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■スーパーのサミットに買い物に行きました。

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こちらはお菓子の売り場です。

 

■今回も新商品が並んでいました。

「厳選素材のきのこの山」「厳選素材のたけのこの里」です。

おなじみのきのこの山たけのこの里を、厳選素材に変えて発売しているようです。

小麦が小麦全粒粉になったり、カカオがベネズエラ産カカオ豆になったりと、健康や味にこだわった商品となっているようです。

たけのこの里が好きなので、ついつい買ってしまいました。

 

■ここでの気づきは「価格を上げるより量を減らす」です。

既存品のたけのこの里は、170円でしたが、これは178円と、8円しか違いませんでした。

厳選素材になったのに、これしか違わないのかと思ったら、内容量が70gから62gになっていました。

ただ、価格は字も大きいので目立ちますが、グラム数は目立ちませんね。

そうであれば、価格は同じくらいにして、グラム数を変える方が受け入れられやすいのかもしれません。

 

■このように、値付けが与える印象を考えると、価格以外のものを調整するのが賢い方法かもしれませんね。

価格の持つインパクトは想像以上かもしれない、と感じた「厳選素材のたけのこの里」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、価格のインパクトを考慮しているでしょうか。

想像以上に価格が与える影響は大きく、そのため他を調整する方が賢明かもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!