売れるヒント

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【パッケージ】格付けを活用する

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は月に1回の歴史勉強会に参加しました。

朝鮮半島の歴史から、今も残る韓国の東部と西部の対立を調べました。隣国ですが知らないことも多いですね。

 

それでは「売れるヒント」第1,287号です。

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■昨日、ローソンに買い物に行きました。

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こちらはおにぎりの売り場の様子です。

 

■新しいおにぎりが並んでいました。

その名も「金しゃりおにぎりA5等級黒毛和牛と卵黄」です。

見ただけで本格的なおにぎりとわかりますね。

国産黒毛和牛のA5等級のみを厳選したおにぎりだそうです。

ついつい買ってしまうような目立ちようです。

 

■ここでの気づきは「格付けを活用する」です。

この「A5等級黒毛和牛」というのは、よく知らなくても何となく高級なイメージがしますね。

調べてみると、牛肉の等級は、A5、A4、B5のように「アルファベット+数字」の形で表記され、アルファベットの部分「その牛からどのくらい商品となる牛肉が取れるのか」を評価したランクだそうです。

一方、数字の部分は肉質等級といい、これは「牛肉の色沢」「牛肉の締まりときめ」「脂肪の色沢と質」「脂肪交雑(脂肪の入り具合)」の4つを総合的に評価したランクです。

A5とは「商品となる牛肉がたくさん取れて、脂肪の色沢と質、牛肉の色沢や締まり、きめが良く、脂肪が多く細かい」という意味だそうですね。

とにかくA5等級とは最高ランクということがわかりました。

 

■このように、格付けがある業界については活用できますし、格付けが存在しない業界は作ることもアリかもしれませんね。

格付けが購買の時に影響を与えることを実感した「金しゃりおにぎりA5等級黒毛和牛と卵黄」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスの業界に、格付けは存在しているでしょうか。

存在していない場合は、業界全体で格付けを作ってしまうということもアリかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!