売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【商品開発】違う使い方を見つける

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日も終日在宅勤務で、早く終わったので読書しました。

街がわかる 東京散歩地図 (散歩の達人MOOK)

運動不足のため最近散歩をしているので、散歩が楽しくなる本を読んでいます。

 

それでは「売れるヒント」第1,217号です。

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■先日、スーパーのサミットに買い物に行きました。

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こちらは歯ブラシが置いてある売り場です。

 

■「ミガコット」という商品がありました。

こちらは「オフィスでの昼歯みがきに」とあるように、歯みがきセットのようです。

よくあるトラベルセットと何が違うのかというと、「コップ替わりになる」「通気性が良い」「自立する」という特長のようです。

確かにオフィスで歯みがきする時に困るところですね。

 

■ここでの気づきは「使用シーンによって最適化する」です。

これを見ると、ありそうで無かった商品で上手いなあと思いました。

トラベルセットでは、ホテルにコップはあるので必要なかったのですが、オフィスですと自分用のコップが無いので、キャップがコップ替わりになるのは便利ですね。

通気性というのも、オフィスにずっと保管しておくとなると必要ですね。これも一時的なトラベルには無い便利さです。

 

■このように、トラベルセットを今までオフィス用に転用していた時の、小さな困り事を捉えて、最適化したという上手い商品だと思います。

このようなニーズを捉えられるようになりたい、と感じた「ミガコット」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、違う目的に転用して使われていないでしょうか。

その時に不便が発生しているとすれば、それに最適化したものを開発すると、新たな需要が掘り起こせるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!