【値付け】傘のシェアリングサービスを発見
今日も売れるヒントブログをご覧いただき、ありがとうございます。
昨日は早く帰宅しましたので、展覧会の復習をしました。
展覧会を見るだけではもったいないので、教養として身につくように、今年は予習復習をしようと思います。
それでは、「売れるヒント」第682号です。
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■先日、外出先のローソンに寄った時、珍しいものを見つけました。
ローソンの店内に、「傘のシェアリングサービス」がありました。
■個人的には初めて見かけましたが、いつからあったのでしょうか。
ホームページを検索してみると、東京だけではなく、関東一円や福岡や岡山にもあるようです。かなり広がりつつあるようです。
ホームページには、現在の傘の空き状況も載っていて、システム化されていますね。
■ここで参考になったのは、価格設定です。
借りると1日70円だそうで、ずっと借り続けると6日目以降はその月は最大420円だそうです。
予想外の雨の時は、コンビニで傘を買うより断然安いですね。
ただ、返さないまま借りると420円になってしまいます。これはちょうどコンビニの安価な傘と同じくらいで、絶妙な価格だと思います。
これが高すぎるとリスクを感じて借りなくなるかもしれませんし、安すぎると返却率が低くなってしまうのだと思います。
■このように、顧客の心理を考えたり実証実験したりして、最適の価格設定を考えるのは大事な要素だと改めて感じました。
今まで値付けについてはあまり書いてこなかったのですが、これからは注目していきたい、と感じた「傘のシェアリングサービス」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの価格設定は、最適なものになっているでしょうか。
価格を調整することで、購入数や単価、リピート率などが最適化する点があると思います。
試験販売してみたり、既に販売中であれば別商品を出して価格設定を変えて試してみたりなど、試行錯誤してみるのがいいかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!