売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】立ち位置を考える

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は知人と開催している月1回の政治経済勉強会でした。

今回も全く知識のなかったアルメニアについて調べました。

ニュースでスルーしていた話題がわかって、勉強するのは楽しいですね。

 

それでは「売れるヒント」第1,177号です。

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■先日、ドラッグストアのマツモトキヨシに寄りました。

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こちらは健康食品の売り場の様子です。

 

■ダイエット食品の売り場に寄りました。

相変わらず賑やかな売り場になっています。

ドラッグストアの中でも、医薬品や衛生用品などに比べると、パッケージもネーミングも雰囲気が違いますね。

ポップな感じで気軽に手に取りやすくなっています。

 

■ここでの気づきは「立ち位置を考える」です。

もし痩せる効果を強調したいのであれば、医薬品のようなパッケージの方が信頼感が出るかもしれません。

ただ、薬の法律によって、健康食品は効能効果を書く制限があるので、健康食品には限界があります。

そこで、医薬品とは別の立ち位置にして、幅広く気軽に試すことができるようにしているのだと思います。

そう考えると、パッケージやネーミングも、医薬品と立ち位置を変えて差別化しているので上手いと思います。

 

■このように、自らの立ち位置を考えると、自ずとどういったパッケージやネーミングのテイストが良いかも決まってくると思います。

自分の好みでは無く、自分の立ち位置で表現を決めていくと成功する、と感じた「健康食品のデザイン」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、適切な立ち位置を把握しているでしょうか。

他のカテゴリーや競合との関係性から、どのような立ち位置が最も良いかが変わってくると思われます。

立ち位置が決まれば、それに応じたマーケティングの要素が決まってくると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!