【コンセプト】面倒さを軽減する需要の強さ
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は日中に仕事で渋谷に行きました。
コロナになってしばらく行っていませんでしたが、スクランブル交差点にはテレビのインタビューのスタッフが至る所にいて、一つの指標とされているのだと思いました。
声をかけられると断りづらいので、足早に通り過ぎました・・・
それでは「売れるヒント」第1,064号です。
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■先日、スーパーに買い物に行きました。
こちらは日用品の売り場です。
■トイレ関係の日用品が並んでいました。
昔から定番の「ブルーレット」と「トイレスタンプ」が並んでいます。
子供のころ実家ではブルーレットを使っていたので、かなり長年の定番商品になりますね。
昨年、便器に洗浄成分のスタンプを押す「トイレスタンプ」を初めて使ったら、最初は半信半疑だったのですが、便器の汚れがほとんど付かないので、ずっと使い続けています。
■ここでの気づきは「面倒なことの回避需要」です。
トイレスタンプを使ってみて、トイレ掃除がかなり簡単になった実感があります。
今までは数日に1回だったのが、週に1回軽く掃除するだけで綺麗に維持できています。
これを1回実感すると、もうなかなかやめられないと思います。
いくら便利なものでも、今の生活に面倒さなどの不満がなければ、わざわざ購入なくてもいいとなってしまいます。
逆に、面倒さが少しでも軽減されるものであれば、一度慣れると欠かせないものになりますね。
■このように、継続してもらえる定番商品にしていくには、面倒さの解決という要素を訴求したほうがいいかもしれません。
もう使うのをやめられない商品とは何を解決したものか、ということを突き詰めてみたい、と感じた「トイレスタンプ」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、顧客が感じている面倒なことを解消できないでしょうか。
「こんなに便利」よりも「こんな面倒なことが減る」という方が、実際に体験した後に、欠かせないものになるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!