【ネーミング】商品名が啓蒙する
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は久々に終日在宅勤務でした。
学校帰りの子供の声など、普段では気づかない声に気づきました。
それでは「売れるヒント」第1,063号です。
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■先日、近所のスーパーサミットに買い物に行きました。
こちらはお酒の売り場の様子です。
■日本酒の売り場に、紙パックが並んでいました。
有名な辛口一献なども並んでいます。
その中に「米だけの酒」という日本酒が目立っていました。
シンプルな見た目が多い日本酒の中で、ピンクであったり大きい文字であったりがインパクトがあります。
■ここでの気づきは「当たり前のことを強調する効果」です。
「米だけ」の酒であることを強調していますが、日本酒は米だけと思っている人が多いと思います。
ただ実は、醸造アルコールとか、糖類、酸味料などがよく使われているので、厳密に言えば米だけではないようです。
この商品の名前を見て、そのことに気づく人も多いかもしれませんね。
ネーミングがそのまま啓蒙活動にもなっていると思います。
■このように、業界の中の人には常識でも、一般にはあまり知られていないことがあると思います。
その時は、当たり前とも思えるネーミングやキャッチコピーが重要かもしれない、と感じた「米だけの酒」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの良さは、一般の顧客に伝わっているでしょうか。
業界内部では常識となっていることでも、一般には全く知られていないということがあると思います。
商品のネーミングやキャッチコピーで啓蒙することも考えられるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!