売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【パッケージ】箱に入れるだけでも違う

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は職場で研修を開催しました。

作業の説明をする時、どうしても密集してしまう場面がありました。コロナ対策をしようとしても、なかなか難しい場面もありますね・・・

 

それでは「売れるヒント」第950号です。

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■先日、近所のスーパーに買い物に行きました。

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こちらはワインが置いてあるお酒売り場です。

 

■あまりワインを飲まないので普段立ち寄らないのですが、久々に見てみました。

すると、箱入りのワインが以前より増えているような気がしました。

こちらはチリ産の「オチャガヴィア」というワインのようです。

3リットルということなので、通常1本750mlが多いので、4本入りと推測されます。

 

■ここでの気づきは「箱入りの一石二鳥」ということです。

箱に入れるメリットというのは、元々はまとめ売りの手段だったと思います。

これでしたら4本をまとめ買いしてもらえるので、その分競合に逃げられず、かつ販売コストが低下するということですね。

それに加えて、箱に入ると高級な感じがすると思います。

桐の箱などに入ると最高級ですが、紙の箱だとしても外見がシンプルであれば高級感が出てくるようです。

 

■このように、箱に入れることで、効果が2つあるように思われます。

もし販売に行き詰まっているとしたら、箱に入れてみるという案もあるかもしれない、と感じた「箱入りチリ産ワイン」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、どのように顧客からイメージを持たれているでしょうか。

もし高級感を出したいのなら、箱に入れてみるだけでも効果があるかもしれません。

1本ずつでもいいですが、数本まとめると、まとめ買いの効果もあるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!