売れるヒント

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【パッケージ】ポッキーの手書き文字

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!


このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください! 

 

それでは、「売れるヒント」第320号です。

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■昨日も、夜にスーパーに寄って買い物しました。

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おなじみの定番商品「ポッキー」が並んでいました。

 

■パッケージがいつもと違うなと思って見ていると、手書きのメッセージが裏面に書かれていました。

 

2本分増量パッケージだそうです。「いつもより2本分ながく話そう」というメッセージが書かれていました。


公式サイトによると、宮沢りえさんのCMも流れているそうです。

見てみましたが、ほっこりする物語ですね。娘役の南沙良さんが可愛いと評判です。

 

■それはさておき、ここでの気づきは「手書きの字」についてです。

手書きのPOPは以前取り上げましたが、パッケージの箱に手書き文字というのはなかなか見かけません。

 

そして、書かれていた字は上手いという訳ではなく、結構特徴的な字体でした。

有名人の誰かが書いた字なのかと思って見てみましたが、名前は箱には書いていませんでした。

もしかしたら宮沢りえさんかもしれませんし、出演者なのかもしれませんし、普通にパッケージを製作した時の関係者の手書きかもしれません。

 

何かあるはずと思ってついつい手に取って眺めて、後で調べもしてしまいました。

これが術中にはまったということかもしれません。

 

■このように、「パッケージなのだから、上手い字や有名人の字が書かれているだろう」という予定調和を裏切るというのも、良い企画だと思いました。

 

常識を少し裏切ってみる、という効果を垣間見た「ポッキー2本増量パッケージ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、いつもと同じ、競合と同じような見た目で、埋もれてしまっていないでしょうか。

予定調和を崩して、少し常識から外れた見た目の試みをしてみるのも面白いかもしれません。

(あまり常識から外れるとバッシングされるリスクもあります)

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!