【企画力】セブンイレブンの紹興酒の意味
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は朝8時30分から海外とのオンライン会議で、いつもより早い出社でした。
時差があるので、アメリカでは夕方のようですので、やはり雰囲気が違いますね。
それでは「売れるヒント」第944号です。
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■先日、セブンイレブンに寄りました。
お酒の売り場を通りました。
■こちらには瓶などに入ったお酒が並んでいました。
日本酒やワイン、焼酎やウィスキーなど、一通り揃っています。
中には写真のように紹興酒も置いてあり、多種多様です。
すぐそばに大学のキャンパスがあるので、留学生などもいるため、品揃えを豊富にしているのかもしれません。
■ここでの気づきは「業務用倉庫の役割」ということです。
ふと考えたのは、紹興酒を置いているのは、近隣の居酒屋の緊急在庫という意味もあるかもしれないということです。
近くには中国料理店がかなりあります。
余裕を持って仕入れていても、どうしても在庫がなくなってしまうこともあります。
そんな時に、24時間空いているコンビニに走れば、少し高いですが置いてある、というのは貴重な存在では無いかと思います。
■このように、繁華街のコンビニの場合は、近隣の居酒屋の緊急倉庫の役割を果たすこともあるかもしれません。
隠れた役割を知ると、品揃えを見る視点も変わってくるかもしれない、と感じた「セブンイレブンの紹興酒」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、表向きの役割の他に、隠れた役割は無いでしょうか。
よく、商品やサービスが世間に浸透する過程には、隠れた役割の方が広まる要因の多くを占めていることもあります。
そのような隠れた役割は、なかなか気付きませんので、顧客の立場になってみる、ヒアリングしてみるなど、日頃からの努力が必要かもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!