売れるヒント

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【陳列】コーヒーコーナーの並びに意図を見た

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください。

 

それでは 「売れるヒント」第468号です。

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■先日、帰りにコンビニに寄りました。

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コーヒーや紅茶が置いているコーナーで「UCCカップコーヒー」が置いてありました。

 

■ドリップコーヒーを家でよく飲むので、このコーナーによく立ち寄りますが、上段の方はあまり見たことがありませんでした。

並びは、写真からはみ出していますが一番下がコーヒー豆、その上がドリップコーヒーで、その上がスティックタイプコーヒー、そのまた上にカップコーヒーがありました。

手間のかかる順に並んでいて、一番上がカップまで付いているコーヒーになっています。

 

■この並びを見て、感心しました。

一番手軽に作れるコーヒーが、一番手に取りやすいゴールデンゾーンに並んでいるのは、そういう潜在需要があるということかもしれません。

このコーナーの最上段にカロリーメイトが置いてあることから、オフィスや大学でのランチや間食用のコーナーなのかもしれません。某有名大学が近くにあります。

ですので、ランチや間食で、お湯を注ぐだけのコーヒーもどうですか、と提案しているのだとすると、上手いなと思った次第です。

 

■お店で陳列する時も、このように隠れた意図をもって並べると、一品一品プラスになっていくのかもしれませんね。

コンビニは小さい店内の中に工夫が凝縮されているのでは、と感じた「UCCカップコーヒー」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスを並べたり表示したりするときに、その順番を意識しているでしょうか。

見やすい場所にプラスαのものを置いたり、季節や時間で並びを変えたりなど、少しの工夫で結果が変わってくるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!