売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】ランチで冷凍食品を食べてもらうために

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第272号です。

----------------------------------------------------------------------------------

■仕事帰りに、セブンイレブンに寄りました。

f:id:ryo596:20181201103240j:plain

セブンプレミアムの冷凍食品「カップチャーハン」「カップ海老ピラフ」が並んでいました。

 

■なぜか、アイスクリームの冷蔵庫で、アイスクリームに混じって並んでいましたので、違和感があって目が留まりました。

 

冷凍食品というと袋に入ったイメージですが、カップ型は新しいですね。

調べると、流通業界でも話題になっているようです。


記事にあるように、オフィス街などのランチ需要でも冷凍食品が売れるように、パッケージをカップ型にしたそうです。

ここのセブンイレブンは、大きな大学の側にあり、またオフィスも比較的多いので、売れそうな気がしますね。

 

■ここで感心したのは、その「陳列場所」の一貫性です。

 

この店の冷凍食品は、奥のトイレの横の、扉付きの冷蔵庫にあります。

ここに置いたのでは、普段冷凍食品を買わない人は、絶対に気づきません。

 

アイスの棚に置かれていて違和感はありましたが、その隣にはセブンコーヒーの氷入り容器もあり、ランチに買い物に来る人が立ち寄る可能性は高いです。

そこで目に留めてもらう、という作戦ですね。実はよく考えられた陳列だと思います。

 

■「ランチで食べる冷凍食品」というコンセプトから、パッケージはカップにして、陳列場所はアイスの冷蔵棚にする、という一貫性が、現場まで伝わっているのが凄いと思います。

 

またまたセブンイレブンに学んだ「セブンプレミアムの冷凍カップチャーハン・カップ海老ピラフ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、コンセプトと一貫したパッケージ・陳列場所・価格・広告などのマーケティング要素になっているでしょうか。それが現場まで徹底されれば強い効果を発揮するかもしれません。

---------------------------------------------------------------------------------

それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!