【コンセプト】ランチで冷凍食品を食べてもらうために
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それでは、「売れるヒント」第272号です。
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■仕事帰りに、セブンイレブンに寄りました。
セブンプレミアムの冷凍食品「カップチャーハン」「カップ海老ピラフ」が並んでいました。
■なぜか、アイスクリームの冷蔵庫で、アイスクリームに混じって並んでいましたので、違和感があって目が留まりました。
冷凍食品というと袋に入ったイメージですが、カップ型は新しいですね。
調べると、流通業界でも話題になっているようです。
記事にあるように、オフィス街などのランチ需要でも冷凍食品が売れるように、パッケージをカップ型にしたそうです。
ここのセブンイレブンは、大きな大学の側にあり、またオフィスも比較的多いので、売れそうな気がしますね。
■ここで感心したのは、その「陳列場所」の一貫性です。
この店の冷凍食品は、奥のトイレの横の、扉付きの冷蔵庫にあります。
ここに置いたのでは、普段冷凍食品を買わない人は、絶対に気づきません。
アイスの棚に置かれていて違和感はありましたが、その隣にはセブンコーヒーの氷入り容器もあり、ランチに買い物に来る人が立ち寄る可能性は高いです。
そこで目に留めてもらう、という作戦ですね。実はよく考えられた陳列だと思います。
■「ランチで食べる冷凍食品」というコンセプトから、パッケージはカップにして、陳列場所はアイスの冷蔵棚にする、という一貫性が、現場まで伝わっているのが凄いと思います。
またまたセブンイレブンに学んだ「セブンプレミアムの冷凍カップチャーハン・カップ海老ピラフ」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、コンセプトと一貫したパッケージ・陳列場所・価格・広告などのマーケティング要素になっているでしょうか。それが現場まで徹底されれば強い効果を発揮するかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!