【値付け】ユンケルスターに学ぶ高価格効果
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は帰宅が遅くなって、本を読んでいたらいつの間にか寝ていました。
起きたら本のページが折れていて、本は折らない主義の私にとってはショックでした・・・
それでは「売れるヒント」第936号です。
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■先日、外出先でドラッグストアに寄りました。
こちらは栄養ドリンクの売り場です。
■医薬品の栄養ドリンクで有名な「ユンケル」が並んでいました。
しかも、美術館に行ったついでに寄った高級住宅街のドラッグストアでしたので、比較的高価格帯が並んでいます。
「ユンケルスター」が最も高く、希望小売価格は1本4,000円ですが、こちらでは3,000円でした。
次に高いのが隣のユンケルファンティーで1680円ですので、値下げしているとはいえ、いかに飛び抜けて高いかが分かりますね。
■ここでの気づきは「高いからこそ売れる場合もある」ということです。
1本3,000円の栄養ドリンクは、普通はなかなか買わないだろうと思いますが、高いからこそ売れている側面もあるようです。
例えば、誰かに差し入れでプレゼントする場合は、安いものより高いものの方がいい場合があると思います。
また、何かの記念という場合も、最高級のものの方が、後々の思い出になるということもあるかもしれません。
「1本3,000円もする栄養ドリンクを飲んだ」ということが、会話のネタになることもありそうです。
こう考えると、高いことで逆に購入動機になることもあると思います。
■このように、高い価格帯の商品をあえて設定することで、高いことが理由で購入することもあるということを改めて知りました。
高いことはネガティブな要因ばかりではない、と感じた「ユンケルスター」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、高価格帯のものを設定できないでしょうか。
高価格は悪いことではなく、高価格だからこそ売れる理由もあると思います。
あえて飛び抜けて高い価格を設定することで、新たな売れるヒントが見つかるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!