【パッケージ】チップスターと日本美術
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は会社に行きました。
徐々に街の人出も普通に近づいてきていますね。その分感染者も増えていますが・・・
それでは「売れるヒント」第852号です。
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■昨日、帰宅途中にローソンに寄りました。
スナック菓子コーナーの、おなじみのチップスターです。
■見たことのないパッケージが並んでいました。
パッケージが面白くて、ついつい注目してしまいました。
右の「安曇野わさび味」は風神雷神が描かれています。俵屋宗達で有名ですね。
そして左の「江戸前風しょうゆ味」は、喜多川歌麿美人画などの浮世絵が描かれています。
■ここでの気づきは「美術品となるパッケージ」です。
インバウンド需要を意識してのパッケージかもしれませんが、日本人でも日本美術に親しみのある人には受けそうなパッケージですね。
日用品が後世になって美術品となることもありますので、そういった意識で作られたのかもしれません。
商品のコラボはよくありますが、パッケージで美術とのコラボというのも面白いかもしれませんね。
■このように、「売れるようなパッケージ」という視点は普通ですが、「それ自体が価値が出そうなパッケージ」という視点もあるということだと思います。
パッケージ自体の付加価値ということも考えられると気付かされた「チップスター和風味」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスで、メイン以外の要素に付加価値を足せないでしょうか。
たとえばパッケージや、外観や、衣装など、メインではないところに注力すると、差別化が比較的容易にできる可能性があると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!