売れるヒント

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【パッケージ】富士山と松の意味

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は、夕方から4時間、オンラインで政治経済の勉強会を4人でしておりました。

100年前のスペイン風邪のことを調べたのですが、今のコロナと似たような現象が起こっていて驚きました。その時は日本で30万人亡くなって、収束まで3年かかったようです。

 

それでは「売れるヒント」第847号です。

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■先日、ファミリーマートに寄りました。

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こちらはスナック菓子コーナーです。

 

■こちらにベビースターラーメンがありました。

ベビースターラーメンといえば袋に入っているというイメージですが、紙のカップに入っているものも出ているのですね。

こちらは「神戸牛すき焼き味」だそうです。

神戸牛とは高級なイメージで来ましたね。ちょっと興味そそります。

 

■ここでの気づきは「パッケージデザイン」です。

神戸牛という高級バージョンのということで、パッケージには「富士山」と「松」が書かれています。

神戸と富士山は直接は関係ありませんが、やはり日本の最高峰ということで、高級なものを表すことがありますね。

また松も、松竹梅の最高峰として高級なものを表すことがあります。

このような日本の昔からのデザインは、インバウンド需要が盛んになった頃からよく見かけるようになりました。

 

■このように、日本の伝統の表現を、ワンポイントで入れてみるというのも面白いと感じました。

今風のパッケージに伝統表現を加えるのは、違和感もありますが注目も集める手法ではないかと感じた「ベビースターラーメン神戸牛すき焼き味」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスには、日本の伝統的な表現を使えるところはないでしょうか。

例えばワンポイントだけでも使うと、日本文化に興味のある訪日外国人にも訴求できますし、教養のある層にも訴求できるかもしれません。

それが、ワンランク上の商品の付加価値にもなるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!