売れるヒント

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【陳列】ナボリンSの目薬棚展開を見て

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

最近、アフターコロナという言葉がネット上でよく見られます。

今回をきっかけにして、オフラインからオンラインへの移行が急激に進むということのようです。

確かに、終息した後も、完全に元には戻らないでしょうね・・・備えたいと思います。

 

それでは「売れるヒント」第761号です。

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■先日、ドラッグストアに寄った時の写真です。

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目薬コーナーを通りました。

 

■普段は幸いにも目薬は使う機会がなく、通り過ぎるのですが、今回は立ち止まりました。

棚の前に「ナボリンS」が飛び出て並んでいたからです。

ナボリンSは、眼精疲労に効くビタミン剤ですので、目が疲れて目薬コーナーに立ち寄った人に訴求しているのだと思います。

それにしても、整然と並んでいる中に1個商品が飛び出しているので目立ちます。

 

■ここでの気づきは、やはり店頭で目立つのが宣伝効果がある、ということです。

目が疲れた人にアプローチしたい時、共通した行動といえば、「ネットで『目の疲れ』と検索する」か「目薬を買う」ということだと思います。

検索する場合、そこに検索と連動した広告を載せることができますが、すぐに購買に結びつくかは割合は少ないかもしれません。

その点、目薬を買いに来た人であれば、すでに購買意欲があるので、納得感と資金さえあれば購入する確率は高いと思います。

 

■このように、店頭での宣伝に効果があるのは、すでに購買意欲のある人が来店しているからだと感じました。

そういった意味で、このような展開は参考になる、と感じた「ナボリンS」からの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、どの場所での宣伝に力を入れているでしょうか。

もし可能であれば、店舗内での陳列・POPなどの展開で宣伝するのが効果が高いかもしれません。

特に、関連した商品とコラボするなどして、多面的な展開をすると、認知されると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!