売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【コンセプト】昆布一本入った醤油のインパクト

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

昨日は同僚の送別会がありました。

準備してきた送別会動画を流しました。編集している時の笑いのポイント点と、実際に観てもらった時のポイントが違っていて、参考になります。

やはり作り手は、実際に顧客の意見を聞かないとわからない、ということですね。

 

それでは、「売れるヒント」第663号です。

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■先日、スーパーに寄った時の写真です。

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醤油コーナーに「北海道昆布が一本入った天然減塩だし醤油」がありました。

 

■長い商品名ですね(笑)

プライスカードに商品名を印字するのも大変そうです・・・

それもまた注目する要因になりますね。つい目が留まります。

また、瓶の首にPOPが付けられていて、これも字がびっしりでつい読んでしまいます。

 

■そして何と言っても面白いのが「昆布が一本入った」というところだと思います。

実際に昆布が瓶の中に一本入っているようです。これはインパクトありますね。

「約10cmにカットした昆布を入れています」と小さく書かれていました。

さすがに切らない状態では入りませんが、最初に頭に思い浮かべる絵は「昆布一本丸ごと」だと思います。

ここが特に、上手いところだと思います。

 

■このような「他に無いウリ」があると、強いと感じました。

そして、それが映像として頭に思い浮かぶものは、さらに強いです。

見なくても頭に思い浮かぶようなブランドを目指したい、と感じた「昆布が一本入った醤油」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、顧客が自然に頭に思い浮かべるような、独自のインパクトがあるでしょうか。

商品名は覚えられなくても「昆布が瓶に入っている醤油」など、映像が思い浮かんで、一言で説明できる商品が強いと思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!