【企画力】ドラッグストアでおせちを展開する意図
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。
昨日は病院に行った後、書店に行きました。
書店に行くとつい2時間は立ち読みしてしまいます…
最近、教養とビジネスを掛け合わせた本が多いですね。
厳しくなっている出版業界ですので、その分色々な工夫がされていますね。
それでは、「売れるヒント」第581号です。
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■昨日、ドラッグストアのマツモトキヨシに寄りました。
食品売り場に、おせちの申し込みのフロア什器がありました。
■まだ10月上旬なのに、かなり展開が早いと感じました。
ちょうどこの直前に、回転寿しのくら寿司に行ったら、おせち申し込みのチラシをもらったばかりでしたので、そこでも驚きもあり、気づいたのかもしれません。
確かに実家でも、おせちを毎年注文しているのですが、10月頃にDMが届くと言っていましたので、実際はこの時期が普通なのかもしれませんね。
■今回目に付いたのは、リアル店舗でこのような展開をしているのが珍しいからだと思います。ドラッグストアでは特に珍しいです。
一方で、最近でしたらハロウィンの展開はよく見ます。
それは、ハロウィン向けのお菓子などの企画品が出ていますので、関連の展開を作りやすいからかもしれません。
■そう考えると、おせちをあえて展開するのは、他の業界から顧客を誘導する施策ということかもしれませんね。
成長するドラッグストア市場ですが、店舗は行き渡った感がありますので、あとは周辺の食品業界・通販業界などを狙っているのだと想像しました。
自分の周辺の業界から誘客できないかどうかを考えてみたい、と感じた「マツモトキヨシのおせち展開」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの顧客を、周辺の業界から誘客することはできないでしょうか。
普段は別の場所で買っているものを、自社の場所で買うメリットが打ち出せれば、新たな需要となると思います。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!