売れるヒント

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【企画力】「ラミー今年も解禁」のイベント感

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、有難うございます。

 

一昨日、ローソンに寄ると、ゲームのドラゴンクエストの音楽が流れていて、懐かしくなりました。

30代や40代の人は、子供の時ファミコンドラクエで遊んだ世代ですので、懐かしくなると思います。

 

それでは、「売れるヒント」第571号です。

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■昨日、近所のスーパーに行って買い物しました。

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お菓子コーナーの通路に、床置きの陳列什器が置かれていました。

 

■昨日のブログで「Rummy(ラミー)」のアイスバージョンのことを書きましたが、その元祖のチョコレートが積まれていました。

同じく洋酒入りチョコレートの「バッカス」と並べて、陳列什器に積まれています。

POPに人気のランキングが書かれていますが、ラミーの方が1位なのですね。

個人的にはバッカスの方が好きなので意外でしたが、それはさておき、こういうランキングは興味を引きますね。

 

■ここで気付いたのは、「解禁」はイベント性があるということです。

「解禁」と書かれているのは、昨日も書きましたが、秋冬の季節限定で発売されるためですね。

秋になると、コンビニでもスーパーでも、定番棚に導入されるのですが、今回は「解禁」を前面に出した陳列什器で展開していて、ワインのボジョレーヌーボー解禁を思わせます。

毎年の秋の風物詩と認知されると、ブランドとして強固なものとなると感じます。

 

■季節限定でしか販売できないことを逆手にとって、それを毎年の解禁イベント的にアピールするという狙いかもしれないと勝手に想像しました。

弱点を長所に変えるという秀逸さに感心した「ラミー・バッカス解禁」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、季節や地域で限定しなければならないという弱点はあるでしょうか。

それを逆に考えて、今しか買えない、ここでしか買えないという限定感を訴求する材料とすることもできると思います。

それが、顧客に認知される可能性を高めることになるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!