売れるヒント

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【企画力】洋酒チョコRummyのアイス進出から考えたこと

今日も「売れるヒント」ブログをご覧くださり、有難うございます。

 

昨日は帰宅が遅かったので、数ページだけ読書しました。

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

少し前の本ですが、改めて読み返しました。メモのトレーニングの習慣が身についていないので、もう一度チャレンジしようと思います。

 

それでは、「売れるヒント」第570号です。

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■昨日、帰宅途中にローソンに寄りました。

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こちらは、アイスのショーケースに入っていた新商品「Rummy」です。

 

■新商品といっても、チョコレートコーナーでおなじみの商品ですね。

アルコールを含んだチョコということで、バッカスと同じく有名です。

それがアイスになったということで、早速買ってみました。

開けてみるとカップ式で、スプーンで食べるのですが、チョコのRummyと同じ味で冷んやりとしているのが新鮮でした。美味しかったです。

 

■調べてみると、昨年北海道でエリア限定販売されて、そして今年全国発売となったようですね。好評だったのでしょう。

Rummyはもともと秋と冬の限定発売のチョコレートなのですが、その理由はアルコール成分が夏は暑さで減ってしまい味が一定ではなくなるから、ということらしいです。

考えてみると、アイスにすることで、夏でも冷たさを保って成分が変わるのが防げるかもしれません。

実際に、北海道で限定販売されたのは、夏から秋にかけてだったそうです。

 

■このように、アイス分野に進出したのは、今後季節に関係せずに販売できるかもしれないというメリットも狙ってのことかもしれませんね。

そうなると、秀逸な戦略なのではないか、と感じた「アイスのRummy」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、気候や法律など様々な事情で制限されてネックになっていることはないでしょうか。

場合によっては、売る場所を変えることで、そのネックが解決することもあるかもしれません。

一例として、チョコレートコーナーでは夏に売れなかったのが、アイスコーナーでは売れる、などです。

世間の様々な事例を見て、この分野で売ったらどうだろうか、と考えてみるのもいいかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!