【コンセプト】ホームパイの「みみ」だけ売っていた
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もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!
それでは、「売れるヒント」第368号です。
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■昨日、帰りにコンビニに寄りました。
サイドネットに大量陳列されていたのが「ホームパイのみみ」です。
■黄色い袋の商品が一面に吊り下げられていて、かなり目立ちます。
見ると、おなじみのホームパイの「みみ」だそうです。
ついつい買ってしまい、早速帰宅して食べました。
まさにホームパイの耳の部分で、独特の食感で美味しかったですね。
「耳」と書かず、あえて「みみ」とひらがなにしているのも、工夫が感じられます。
学生時代に、近所のパン屋でパンの耳が格安で売っていて、それをフライパンで油と砂糖で味付けして食べていたことを思い出しました。
■そこで、この商品、どうやって作ったのかが気になりました。
ホームパイを製造するときに、切り落としていた耳の部分を集めたのだろうか、と思いましたが、そうではないようです。考えたら、そんな無駄な部分は出てないでしょうね。
パッケージの裏面に「ホームパイのみみみたいな形と食感になるように焼き上げました」と書かれてありました。
ということは、意図的にホームパイのみみを作り出したということですね。
おそらく、顧客からの声で、耳の部分が美味しいという声があったのでしょう。
■このように、顧客の声を参考にして、挑戦的な商品を具現化するのはすごいと感じました。
また、お店も大量陳列しているということは、これはヒットするだろうと期待してのことかもしれません。
何気ない顧客の感想に売れるヒントがあるかもしれない、と感じた「ホームパイのみみ」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスの、顧客の声を収集して読んでいるでしょうか。
何気ない顧客の感想が、新たな売れるヒントとなるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!