売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【企画力】ローソンでの成城石井コーナー

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第257号です。

----------------------------------------------------------------------------------

■先日、会社帰りにローソンに寄りました。

f:id:ryo596:20181116081925j:plain

入り口入ってすぐのエンドが、成城石井コーナーになっていました。

 

■高めの価格のチョコ詰め合わせなど、ギフト用の価格のお菓子が並べられていました。

ローソンと成城石井は提携してかなり経ちますが、ここまで大々的に陳列されていたのは初めてかもしれません。

 

以前から少しずつ、成城石井の商品は並んでいました。

しばらく前にもブログに書きました。 


この時のキャンディも、今回並べられていました。

 

■いよいよ本格的に、提携のメリットが出てくるかもしれない、と思いました。

 

なかなか客層の違うコンビニと高級スーパーでは、購入の価格帯も違って、定番商品を混ぜるのは難しいかと思っていました。

今までは、定番に並んでいる成城石井の商品は、ワインがありましたが、これが唯一違和感がないカテゴリーだったのでしょう。

 

ただ、ギフト商品であれば、少々高い商品でも購入しますので、成城石井のラインナップでも十分購入してもらえるチャンスはあります。

 

■ワインの後に、ギフト商品から成城石井商品を訴求しているのは、戦略の順番として上手いなと思いました。

 

こういった提携の場面は、一般の人はなかなかないですが、例えば価格帯の引き上げ方、という場面に参考になるな、と感じた「ローソンの成城石井商品」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、購入の価格帯を高くしたい時はないでしょうか。そういう場合、高価格でも必要となる使用シーンに訴求したり、逆に高価格の方が良い贈答需要を訴求するなど、顧客の立場に立った訴求によって実現するかもしれません。

----------------------------------------------------------------------------------

それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!