売れるヒント

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【陳列】富山のローソンでの気づき

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!


このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろ役立てください!

 

今週は、大阪と山形に、懸案処理で急きょ出張に行き、飽きない1週間でした…

移動時間に読書もできて、出張はいいですね。懸案でなければ…


それでは、「売れるヒント」第286号です。

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■先週の週末に、富山に行った時にローソンに寄りました。

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店内に、特設コーナーがありました。

 

■上段に並んでいるのは、ローソンが買収した成城石井の商品です。

こちらは、東京でも見かけまして、以前記事に書きました。 

富山駅近くの立地だからかもしれませんが、地方のローソンでも展開しているのは正直驚きでした。

 

最上段にギフト用商品も並んでいることから、やはり普段の需要というより特別な時の需要を狙っているのだと感じます。

そういう購買理由であれば、客層や所得などはあまり関係ないかもしれませんね。

ちょっとした手土産などに、わざわざ百貨店に行かなくてもいいのが、受けるかもしれません。

 

■ここでさらに、その下段には蒟蒻畑という異色の組み合わせです。

 

こちらは写真では見づらいですが、POPが中国語と英語で、日本語の方が小さく書かれていました。完全に訪日外国人のインバウンド需要向けのようです。

 

以前、対馬で蒟蒻ゼリーの大量陳列を見ましたが、富山でもそういう需要が大きくなっているということなのだと思います。

逆に、人口減少の影響が大きい地方だからこそ、そういう需要を取り込まなければいけないという事情もあるのかもしれません。

 

■普段東京に住んでいると、見方が偏ってしまうとよく言われます。

いろいろな地域と比較すると日本全体の動きがわかるという事の、一端を知らされました。

 

地方を巡りながら、世の中の大きな動きを知りたい、と感じた「富山のローソン」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、都市部や郊外地での需要に違いがあるでしょうか。どちらかに持って行くと需要が多かったり、片方だけと思っていたものが両方需要があったりと、いろいろ試してみる価値はありそうです。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!