売れるヒント

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【商品開発】年代別おすすめサプリは珍しい

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

それでは、「売れるヒント」第228号です。

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■昨日、仕事の合間にドラッグストアに寄りました。

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サプリメントコーナーに「30代からのサプリメント」がありました。

 

■30台と40代の男女で、世代別におすすめのサプリが選ばれているそうです。

 

例えば30代女性なら、コラーゲンやコエンザイムQ10などの美容成分や、鉄で貧血予防、などです。

 

私が当てはまる30代男性であれば、ウコンや乳酸菌などの基本的な成分がチョイスされています。

年代が上がって40代男性となると、亜鉛や牡蠣、老眼対策でしょうかブルーベリーなどが選ばれています。

 

これらのおすすめサプリが、小さい袋に梱包されて、それが15袋入ったものが1,150円だそうです。1回150円ということですね。

 

■このような、年代別にあらかじめチョイスされている商品は、初めて見ました。

 

必要な成分のサプリだけを購入する、というのが当たり前でしたが、こういった年代別おすすめ提案は新しいですね。

 

考えてみると、特に困った症状がある人は、調べて選ぶでしょうが、何となく不調という人は選ぶのは難しいかもしれません。

 

そういったニーズに応えた商品といえるかもしれません。

 

■今回の商品を見て、「サプリは成分で選ぶもの」という前提が、当てはまらない人がいるかもしれないと思いました。そういった人への提案商品ですね。

 

当たり前と思っている常識を、一度疑ってみると、新たな売れるヒントが得られるかもしれない、と感じた「年代別サプリ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスが、当たり前と思って作られている、その前提は間違いがないでしょうか。「こういう顧客もいるかもしれない」「顧客はこう考えているかもしれない」などと想像を巡らせてみるといいかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!