売れるヒント

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【商品開発】缶詰め「酒とも」シリーズを見て

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

 

このブログは、身の回りの販促事例などの「売れるヒント」を、現在マーケティング支援に携わる者が、日々記録しているものです。

 

もし気づきが得られましたら、ビジネスのヒントに、商談のネタに、部下の教育に、いろいろお役立てください!

 

昨日は出張で、福島と山形に行って、終電で帰ってきました。

天童にはいい旅館がたくさんあったのですが、多忙で泊まれず無念でした…

 

それでは、「売れるヒント」第193号です。

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 ■昨日、帰りにファミリーマートに寄りました。

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缶詰めコーナーに「酒とも」という缶詰めシリーズが並んでいました。

 

■あまり家でお酒を飲まないので、いままで気づかなかったのですが、シリーズで大々的に陳列されていました。

 

こちらは数年前に発売されたようですね。1缶500円で、結構高価格帯です。

「かにの旨煮」とか「三陸産鰤の味噌煮」など、いろいろな種類があります。

 

それぞれ中身は違って、ワインに合うもの、日本酒に合うものなど、様々です。

 

■思ったことは、パッケージに統一感があると、一通りいろいろ試してみたくなる、ということです。

毎日ローテーションして家呑みしている人もいるのではないでしょうか。

 

この「シリーズ化」も上手いなと思います。

シリーズになると、「売れているのだな」「自分も試してみたい」となります。

また、シリーズ全商品を完全制覇したくなる人もいるでしょう。

 

陳列しているコンビニとしても、単品の売れ筋商品を並べるのと同時に、シリーズ商品も並べることで、そういう需要も取り込む狙いがあるのかもしれませんね。

 

■あえてシリーズ化する、というのもアリかもしれませんね。

 

売れていて、追加してどんどんラインナップを増やすのが普通ですが、最初から一斉に何種類かを発売するということも考えられます。

 

同じカテゴリーの競合の状況を見ながらですが、あえてシリーズにすることで売れることもあるのではないか、と感じた缶詰めコーナーでの気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスで、あえてシリーズ化できるものはないでしょうか。シリーズとすることで、売れているイメージと、制覇したい感情を起こすことができるかもしれません。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!