売れるヒント

店頭マーケティングの視点でビジネスの売れるヒントを探る。マーケティングや営業など、売る仕事の方へ

【POP】使い分けコラボの効用

みなさん、こんにちは。

 

今日は所用で、北陸新幹線で富山に行ってきました。(日帰り)

 

帰りにお土産ショップに寄ったのですが、北陸新幹線ができた当初より、お土産の種類が充実した感じを受けました。やはり新幹線効果はすごいですね。

 

あと面白かったのは、いろいろなコラボがあったことです。「地酒×富山の薬売り箱」とか、「お菓子×日本酒」など、結構珍しいものがあり、参考になりました。

 

機会があったら行ってみてください!

 

では、今日の「売れるヒント」です。

 

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ドラッグストアの医薬品ビタミン剤売り場の光景です。

 

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このドラッグストアでは、「キューピーコーワゴールドα」と「ユンケル黄帝顆粒」を大々的に置いているのですが、そのPOPに注目しました。

 

「おすすめビタミン剤」ということで、

 ユンケルは「全身の疲れ」に

 キューピーは「ストレスからくる疲れ」に

と使い分けをしています。肉体疲労と精神疲労ということですね。

 

お客様に2つの選択肢から選んでもらう、という試みですね。上手いなあ、と思いました。

 

なぜかというと、こういう使い分けPOPがなければ、どうしても価格やCMなど知名度で選ばれてしまうのですね。

こういう使い分け情報があれば、少々の価格差も気にならなくなる可能性が高まります。しかもお客様のためになる情報です。

 

たぶん、お店としては、おそらく両方売りたいのでしょう。片方だけ売りたいのであれば、逆に使い分けPOPは無い方がいいかもしれませんね。

 

逆に、メーカーとして考えられることは、自社商品を売りたければ、有名品との使い分けを訴求すれば、有名品の顧客からの流入が期待できるかもしれない、ということです。

 

そういう狙いもあってか、最近コラボが多いですね。他の業界まで視野を広げてマーケティングを考えないといけない時代のようです。

 

みなさんの商品で、他社商品とコラボすることで、さらに売れる商品はないでしょうか。

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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!