売れるヒント

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【コンセプト】美容にからめた商品が増えている

みなさん、こんにちは。

 

最近、教養の勉強のために、美術館をめぐっています。

昨日、三菱一号館美術館のルドン展に行ってきました。金曜夜は21時まで開いているんです。

ルドンー秘密の花園|三菱一号館美術館(東京・丸の内)

 

ルドンは全然知らなかったのですが、印象派と同じ頃なのですね。ルノワールなどの印象派とはまた違った感じで、心理の内面を描いたような特徴的な作品でした。

 

それでは、今日の「売れるヒント」です。

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これも先日ドラッグストアに行った時に気になったものです。

おなじみの口臭対策品「ブレスケア」なのですが、「お口の香水」とうたっています。どう使うのかというと、洗口液のようで、人と会う前に口をすすぐそうです。

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最近、こういった「従来品×化粧・美容」というコンセプトの商品をよく見かけます。

ある一定の型のようになっていますね。

 

この場合は、「洗口液×香水」で、「リステリン」や「ガム」などの従来のマウスウォッシュと、違ったイメージを出しています。

 

こういうのをよく見るようになったのは、ハミガキの「プラチアス」という商品だったような記憶があります。「歯の美白ケア」というキャッチフレーズです。「ハミガキ×美白」というコンセプトですね。

 

他にも、ハブラシとか、マスクとか、目薬とか、シップとか、そういう商品たくさんあります。トイレットペーパーでも、香り付きのおしゃれなものがあります。

 

成分や効果はさほど変わらないのですが、女性の目に付く訴求をしているようです。

そういえば、水虫薬で、まったく成分は変わらないのですが、パッケージをピンクにしただけで売れたという事例も聞いたことがあります。

女性の、美容に対して支出をいとわない需要を、なんとか取り込もうという企業の意思があるのかもしれませんね。

 

皆さんの商品で、女性の美容にからめたコンセプトに変えられるものはないでしょうか。

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それでは、明日もマーケティングを楽しみましょう!