売れるヒント

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【値付け】既存品より高くする

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

最近寒さが厳しいですね。家でもエアコンの暖房は使わず電気ヒーターだけなのですが、だんだん限界を感じてきました。

 

それでは「売れるヒント」第1,435号です。

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■先日、スーパーのサミットに買い物に行きました。

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こちらはバターの置いてある売り場です。

 

■以前にも取り上げた「帝国ホテルマガリン」が置いてありました。

そして、その隣には新たに「帝国ホテルピーナッツクリーム」がありました。

これは、マーガリンを取り上げた時にはなかった商品です。

ということは、マーガリンが好評で、シリーズが拡張したということだと思います。

 

■ここでの気づきは「挑戦的な値付け」です。

このようなラインナップ追加の場合は、同じ価格の場合が多いですが、今回は若干高くしていますね。

351円と429円ですので、けっこう開きがあります。

グラム数が減っているのに2割くらい高くしているのは、違う分類の商品だからということもあると思いますが、挑戦ということもあると思います。

いかに高くても買ってもらえるようなブランドにするかを考えて、値付けしているのだと思います。

 

■このように、あえて高く値付けしてみることによって、感じる価値が高まることがあるかもしれませんね。

価格と感じる価値の関係についても見ていきたい、と感じた「帝国ホテルピーナッツクリーム」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、値付けの試行錯誤をしているでしょうか。

あえて高い値付けを試みてみるのもいいかもしれません。

高い価格によって高い価値を感じるということもあると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!