【企画力】ギャップで注目を集める
今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
昨日は夜にバンクシー展に行ってきました。
【公式】バンクシーって誰?展 | 【東京・天王洲】寺田倉庫 G1ビルにて開催予定
話題のバンクシーについて、こんな社会派のアーティストだったのかと初めて知りました。
それでは「売れるヒント」第1,363号です。
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■上述の通り、昨日バンクシー展に行ってきました。
「子猫」という作品が再現されていました。
■バンクシーはストリートアーティストなので、壁などに描かれた状態が、この展覧会では再現されていました。
この「子猫」は、イスラエルから攻撃を受けたパレスチナのガザの、廃墟の壁に描かれたものだそうです。
この描かれた意図は、「人々は、破壊されたガザの廃墟は置き去りにして、子猫の写真ばかりを見ている」ことに対しての皮肉だそうです。
これが公開されると、メディアの関心を集めて、国際援助組織を動かすきっかけとなったそうです。
■ここでの気づきは「ギャップで注目を集める」です。
悲惨な現状と、対照的な陽気な子猫の絵と、そのギャップはインパクトがありますね。
国際援助を得るために注目を集めるには、悲惨な現状だけ伝えるよりも、かなり効果的だったようです。
一見、場違いのように見えますが、それが目的に大きく近づく手段としたら、使わない手はないですね。
■このように、このようなアーティストの大胆な手法はなかなか使えないかもしれませんが、売れるヒントの参考になるかもしれませんね。
注目を集めているものの手法を取り入れていきたい、と感じた「バンクシーの子猫」での気づきでありました。
【今日の教訓】
自社の商品やサービスは、ギャップを出しているでしょうか。
注目されるには、予定調和の世界を崩してギャップを出した時に、インパクトを与えることができるかもしれません。
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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!