売れるヒント

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【ネーミング】お堅いのがいい時もある

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は有給休暇でした。

1年に5日間取得が義務となっているということで、今年初めて取得しました。

平日の空いている美術館に行けてよかったです。

 

それでは「売れるヒント」第1,202号です。

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■先日、帰宅途中にローソンで買い物しました。

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こちらは飲料の売り場です。

 

■今まで見かけない商品がありました。

アクエリアス経口補水液」です。

OS-1経口補水液が有名ですが、売れているので遂に追随して発売したようですね。

これから夏のシーズンですので、売れそうな気配を感じます。

 

■ここでの気づきは「堅さが大事な時もある」です。

OS-1でもそうなのですが、パッケージが「経口補水液」という文字を前面に出しています。

漢字ばかりのお堅いネーミングですが、使用シーンからみるとこれがポイントなのだと思います。

「日本学校保健会推薦」とあるように、ちょっと医薬品に寄った感じの使用動機なので、お堅い感じが適しているのだと思います。

 

■このように、通常はかっこよさやデザイン性が重視されますが、時にはお堅いネーミングやパッケージが適していることもあるということを感じました。

このような場合が応用できるカテゴリーがあるかもしれない、と感じた「経口補水液」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、顧客の使用動機に合ったイメージになっているでしょうか。

嗜好的な場合は衝動を喚起するイメージが良いでしょうし、治療的な場合は信頼感が出るイメージが良いと思います。

それぞれに適したネーミング・パッケージ・POP・陳列・広告などがありそうです。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!