売れるヒント

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【コンセプト】洋風を混ぜる

今日も「売れるヒント」ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

昨日は美術館に行ってきました。

展覧会 / 開催中|根津美術館

狩野派と土佐派」という展覧会でした。

単体ではなかなかわかりませんが、二派を比較すると違いがよくわかり覚えやすいですね。

 

それでは「売れるヒント」第1,122号です。

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■先日、スーパーのサミットに買い物に行きました。

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こちらは米菓の売り場です。

 

■目立っている商品がありました。

それは「洋風あられコレクションアラコレ」という商品です。

せんべいやおかきなど、和風な商品が多い中で、洋風なパッケージですので目立ちます。

商品自体も洋風あられというコンセプトのようで、売れているような感じがありました。

 

■ここでの気づきは「文化を混ぜてみる」です。

和風と洋風を混ぜてみると、面白いものが出来上がる可能性が高くなると思います。

和洋折衷という言葉もありますし、明治維新以降は洋風と和風が融合し続けています。

純粋な和風を守るのと同時に、洋風など他の文化を混ぜて進化していくという試みを、一般的な商品でしていくのもアリだと思います。

 

■このように、和風一辺倒なカテゴリーには和洋折衷を、洋風一辺倒な時は和風を混ぜてみるなど、面白いなと感じました。

いろいろなカテゴリーで新たな試みができるかもしれない、と感じた「洋風あられコレクションアラコレ」での気づきでありました。

 

【今日の教訓】

自社の商品やサービスは、他の文化を混ぜてみることはできないでしょうか。

和風や洋風、他にも様々な国や地方の文化があり、混ぜたり融合させたりすることができるかもしれません。

良いところを取り入れていくと付加価値となり、競合商品との差別化となると思います。

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それでは、今日もビジネスを楽しみましょう!